想像されてしまったら体は期待し続ける 脱いでいく旅リベンジ【04】 日本一の清流・仁淀川カヌーキャンプ
一度ある食べ物が舌の上に想像されてしまったら、それを実際に食べるまで体は期待し続けるところがある。
寒さに震えて空腹な私の体は、スープストックの、あの濃厚なスープ、とろみがあって濃厚で熱いスープを想像した。想像してしまったのだから、しょうがない。再現されるべきは、そのようなスープ、ということになった。
続きを読むかたわらにいる友になりたい 脱いでいく旅リベンジ【03】 日本一の清流・仁淀川カヌーキャンプ
明けない夜を待つ気持ちで待ったバスは、ちゃんと時間通りに到着した。ありがたいことだ。時間通りに到着する、という事自体、ほんとうは大変驚くことだ。待っているものがちゃんと来る。
バスを使う時にはたいてい、詩人の小池昌代さんの「永遠にこないバス」という詩を思う。http://art-container.net/scrapbook/archives/4790
待ち続けたものが来ることはふしぎだ
来ないものを待つことがわたしの仕事だから
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怒りは、その世界から切り離されているからこそ 脱いでいく旅リベンジ【02】 日本一の清流・仁淀川カヌーキャンプ
教訓 空港には早めでもいいが、 バス停には時間通りでいい の巻
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出発前日の夜。こういう時に限って仕事の変更が入る。結局、夜中の1時過ぎまで仕事になる。だけど朝5:00には目が覚める。旅行だと思うだけで、目が覚める。
早く起きたってすることはそんなにない。旅へ出る日の朝は特にそうだ。旅の用意はすべてしてしまっている。着る服も決まっている。いつもの朝より、やることが少ない。意識ではわかっている。意識では、できる限り寝ていたいと思っている。なのに、体は起きる。何かもったいないな、と思う。
旅好きで、旅慣れている人は、どこででもいつも心地よく深く眠れる人が多い気がする。あれは良い才能だなあ、と思う。心の底から羨ましい。もし次に生まれ変わるとしたら、どこででもすぐに眠れて、おおらかで、神経の太い人になりたい。
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