アカシア食堂レモンの記2

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【書き場をさがす旅】:豊島区立中央図書館

www.library.toshima.tokyo.jp

豊島区立中央図書館は、ビルの5階、6階にある。その下は劇場だ。
 
豊島区民じゃなくても、利用者カードが作れる。朝10時から夜10時、までやっている。公共機関なのに、夜10時!
 
この図書館ができた時、私はいたく感激した。
こんなに夜遅くまでやってくれるなんて!
誰でも利用できるなんて!太っ腹!
それに、この席の特等席加減ときたら!これが無料なんて!
 
豊島区万歳。
 
お腹がすいたら、外に出れば、周囲には飲食店が豊富だし、ベローチェ西友もあるし、サンシャインシティがある。
 
(小さな公園もあるのだが、昔この公園の不気味さは半端なかった。ただたむろする人は多い。今は整備されたようでは、場の調整が入ったように思ってもいるのだが、いまだに私は近づけない)
 
 
館内の窓際、ガラスに沿って、閲覧席という席が設けてある。時間制で、先着順らしい。いつ行っても埋まっているので利用したことはない。
 
パソコン席も利用できる。こちらも時間制。私はこちらを利用した。
(システムは若干ややこしいのでリンク先から読んでください。)
利用者カードがなくても利用できる。割と空いているので、すぐに利用できた(これもお昼前の時間帯など狙い目時間があるのだと感じた)
 
当初少し狭いかと思っていたが、どうしてどうして。このパソコン席の集中出来具合が素晴らしかった。一人分の座席がブースみたいに区切られていて3人ほど連なった座席。でも隣なんて気にならなかった。
この時、目の前はガラス張りなどで開けているより、壁のほうが集中できるのでは?という仮説がたった。
1時間でいったん終了だったから、そのおかげで集中できたのかもしれなかった。
 そしてまた、江戸川乱歩の終の棲家、書斎の経度と近いものがあるからかもしれなかった。ビルの高い所にあるからかもしれない。
 
私は高い所の方が集中できる。人体には圧力の作用があり、いろんな環境下でハイが起きる。私は、高所と、高速でハイになりやすい。新幹線、飛行機、東京タワー、高層ビルがものすごく好きだ。
 
ちなみに何ハイがあるのかというのはこの本から知った。
ナチュラルハイ―わたしを超えるわたし (ちくま文庫)

ナチュラルハイ―わたしを超えるわたし (ちくま文庫)

 

 

最寄りは東池袋駅で、池袋から歩くと10分程度かかる。
池袋のカオスな喧騒からは少し逃れている。
 
昔、サンシャインシティで働いていたことがある。かなり高層の方だった。ここから見る夕焼けは、きれいな時のきれいさは尋常じゃなくてそういう時には全員でガラスに張り付いて写真を撮って遊んだ。1年ほど働いた。ものすごく楽しい部活みたいな職場だった。契約期間が切れるのが惜しかった。辞めた後も飲みに読んでもらって仲良くしてもらった。今でもみんな元気だといい。
 
サンシャインにはいい思い出がたくさんあって好きなのだ。でも私にはサンシャイン一体が暗くというか重く見える。どんなに明るいお店が入る集客施設であっても明るさが出ない気がしている。昔ここは拘置所でもあったと知った時、納得したものだ。私には霊感はないが、心霊スポットとしてもこの一帯は有名だそうである。
 
それは「この世の際」のことがこの周辺にはある、ともいえる。あわい、きわ。土地のひずみ。むしろ集中するという意味では、この土地では集中力が出易いのではないかと思うのだ。どうがんばってもひっそりしてしまう、際の世界。脳状態が、幽玄に入りやすい。特に高い場所では。何かの入り口に近いのかもしれない。この辺を利用するなら、ビルの中の高い所のほうがいいのかもしれない。
 
というのが今回のまとめである。
 
DATE
 
机の高さ・いすの高さ:ちょうどよい(パソコン席)
冷房具合:失念
暖房具合:失念
BGM:ないと思う
集中度:★★★★☆
客層:いろいろ。私語はないです。パソコン席はパソコン持参でスーツ多。
土地柄:上記のとおり。幽玄の入り口かも。
禁煙:禁煙
wifi使用:不明。自分のを持参
電源:あり
最大のメリット:短時間で集中できる。夜遅くまで利用できる。
最大の残念ポイント:席の人気の高さ。パソコン席が1時間で手続きが必要なところ。(しょうがないけどね)